約 57,582 件
https://w.atwiki.jp/treborsp/pages/64.html
包括団体名 名称 所在地 電話番号 本務 神職在 朱印 霊場等 二ツ名 神社本庁 道祖神社 横芝光町姥山430 0479-82-0324 兼務 神社本庁 東山神社 横芝光町遠山612 0479-82-0324 兼務 神社本庁 水神社 横芝光町於幾505 0479-82-3041 兼務 神社本庁 四所神社 横芝光町横芝981 0479-82-3041 兼務 神社本庁 四社神社 横芝光町屋形921 0479-82-3041 兼務 浜の七福神 神社本庁 熊野神社 横芝光町宮川2118 0479-84-0287 本務 ときどきいる不在 連絡不要(書置有) 房州開運波乗り神社めぐり 神社本庁 淺間神社 横芝光町宮川4656 0479-84-0287 兼務 神社本庁 玉崎神社 横芝光町宮川5111-1 0479-84-0287 兼務 神社本庁 鹿島神社 横芝光町栗山3210 0479-82-1595 兼務 神社本庁 八坂神社 横芝光町原方1367 0479-84-0287 兼務 神社本庁 四社神社 横芝光町古川165 0479-82-3041 兼務 神社本庁 熊野神社 横芝光町坂田65 0479-82-3041 兼務 神社本庁 八雲神社 横芝光町市野原351 0479-72-0876 兼務 神社本庁 稲荷神社 横芝光町寺方176 0479-82-3041 兼務 神社本庁 熊野神社 横芝光町篠本4566 0479-73-3339 兼務 神社本庁 日吉神社 横芝光町篠本481・482 0479-73-1625 兼務 神社本庁 八幡神社 横芝光町芝崎791 0479-84-0287 兼務 神社本庁 稲荷神社 横芝光町芝崎南238 0479-82-3041 兼務 神社本庁 十二社神社 横芝光町取立185 0479-82-3041 兼務 神社本庁 大國神社 横芝光町小川台1 0479-72-0876 兼務 神社本庁 日吉神社 横芝光町小堤273 0479-82-0324 兼務 神社本庁 星宮神社 横芝光町小田部852 0479-72-0876 兼務 神社本庁 八幡神社 横芝光町上原1282 0479-84-0287 兼務 神社本庁 白幡大神 横芝光町新井1181 0479-72-0876 兼務 神社本庁 二社神社 横芝光町新島1209 0479-82-3041 兼務 神社本庁 二社神社 横芝光町新島2968 0479-82-3041 兼務 神社本庁 星宮神社 横芝光町台1608 0479-72-0876 兼務 神社本庁 稲荷神社 横芝光町谷台713 0479-82-3041 兼務 神社本庁 稲荷神社 横芝光町谷中1456 0479-84-0287 兼務 神社本庁 大宮神社 横芝光町中台1367 0479-82-3041 兼務 神社本庁 星宮神社 横芝光町虫生404 0479-84-0287 兼務 神社本庁 大宮神社 横芝光町長倉336 0479-82-1595 兼務 神社本庁 熊野神社 横芝光町鳥喰上819 0479-82-3041 兼務 神社本庁 稲荷神社 横芝光町鳥喰新田421 0479-82-3041 兼務 神社本庁 嚴島神社 横芝光町二又751 0479-72-0876 兼務 神社本庁 嚴島神社 横芝光町尾垂イ2367 0479-84-0287 兼務 神社本庁 大杉神社 横芝光町尾垂イ2708 0479-84-0287 兼務 神社本庁 妙見神社 横芝光町尾垂イ532 0479-84-0287 兼務 神社本庁 惶根神社 横芝光町富下765 0479-72-0876 兼務 神社本庁 浅間大神 横芝光町母子飯倉入会1 0479-72-0876 兼務 神社本庁 大棟梁大神 横芝光町宝米1553 0479-72-0876 兼務 神社本庁 星宮神社 横芝光町傍示戸278 0479-72-0876 兼務 神社本庁 清水神社 横芝光町北清水5058 0475-86-2324 兼務 神社本庁 星宮神社 横芝光町木戸8076 0479-84-0287 兼務 神社本庁 大宮神社 横芝光町木戸台1690 0479-82-3041 兼務 神社本庁 稲荷神社 横芝光町木戸台1912 0479-82-3041 兼務 神社本庁 豊受神社 横芝光町目篠433 0479-84-0287 兼務
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/5556.html
神社 じんじゃ・かむやしろ 神道…の信仰に基づき作られる宗教施設。 神道では、山、滝、岩、森などの自然を神として信仰対象とし、古くは祭祀時にこれらの神を祭壇に移していたが、それらが後に常設化され、神もそこにいるとされるようになった。 常設化には仏教寺院の影響もあるとされる。 ただし、現在でも本殿を持たない拝殿のみの神社や、社殿のまったくない神社もある。 関連項目 野宮神社 鳥居 タグ 「し」 建築用語 旅用語 神道 雑学
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/9249.html
赤沢宿 あかざわじゅく 山梨県早川町にある、歴史的な町並みが残る地区。 日蓮宗の総本山である身延山久遠寺と、霊場である七面山への参拝者の宿場として栄えた。 重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。 所在地 山梨県南巨摩郡赤沢 身延山久遠寺と、七面山を結ぶ参道にある。 久遠寺奥の院から赤沢に降りて一泊し、翌日七面山に登るのが一般的だった。 江戸時代中期に講が盛んになったこと等から講中宿として整った。 明治初期には参詣客を案内する強力、駕籠人足、荷背負い業も増え、9軒の旅籠屋が営まれた。 大正から昭和期にかけて、身延線の開通と共に参詣客が急増し、赤沢宿も隆盛をきわめた。 その後、迂回道路の整備や交通の便が良くなるに従い、昭和30年代頃から宿を利用する者は激減した。 建造物 歴史 地理 伝統的建造物群保存地区 名称 早川町赤沢 所在地 山梨県南巨摩郡早川町赤沢 面積 25.6ha 条例設定年月日 早川町歴史文化財保存地区保存条例 平成2年10月1日 都市計画決定年月日 平成3年7月24日 保存計画決定年月日 平成3年7月24日、平成3年11月20日改訂 選定年月日 1993年(平成5年)7月14日 選定理由 (三)伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しているもの 物件数 建築物84(主屋27、主屋旅館5、旅館1、附属屋12、土蔵7)、工作物39(石塔6、石碑12、石祠6、墓石群11、門2)、環境物件118 2022-07-28 .............................. 関連・参考サイト 全国伝統的建造物群保存地区協議会 町並みアーカイブ 早川町赤沢 関連項目 2022-07-28 2022年7月山梨家族旅行 旅行記一覧 清水屋(早川町) 重要伝統的建造物群保存地区 この項目のタグ 2022年 2022年7月 山村集落 山梨県 早川町 歴史 町並み 講中宿 重要伝統的建造物群保存地区 タグ「早川町」がついた項目 2022-07-27 / 赤沢宿 / 慶雲館 / 古民家カフェ鍵屋 / 清水屋(早川町) / 奈良田湖 / 南アルプスプラザ / 湯島の大スギ タグ「重要伝統的建造物群保存地区」がついた項目 相倉 / 赤岩 / 赤沢宿 / 岩村 / 海野宿 / 近江八幡 / 荻町 / 飫肥 / 角館 / 主計町 / 金ヶ崎 / 川越 / 黒石 / 佐原 / 菅沼 / 知覧 / 妻籠宿 / 東山手洋風住宅群 / ひがし茶屋街 / 日田 / 豆田 / 美濃 / 温泉津 / 脇町 / 倉吉
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2297.html
534 :二二三:2014/01/15(水) 02 07 12 久々にネタを投下~ 原作inサッドエンドで神主嶋田さん モニカさん死亡してるので要注意~ 頑張ったね どのような強運の持ち主であれ、どんなに強い運命の絆を持つ者たちであれ、全てが全て、良い結末を迎えるとは限らない ほんの少しでも何かが変われば また、僅かたりとも変わらなければ 辿り着く場所は絶対幸福の中の少数不幸へと至ることもある これはそんな少数不幸へと辿り着いたことすらも認識できない 運命で結ばれた二人の哀しく優しい出逢いと別れの話 嶋田繁太郎 日本という国の静かな山村に産声を上げた彼の家は代々続く古い神社の家系であった 彼は幼い頃より〔将来はお前が神主になるのだぞ〕と言い聞かせられ、彼自身もそれを目標に宮司の仕事を教わりながら幼少から修行に励み続けた 父曰く“繁太郎には才能がある”だそうで、その証明とでもいうのか、昔から神社の周辺で不思議な物を見掛けることが多く、普通の人には見えない存在を視る目を持った彼は、その不思議な物、俗に言う幽霊・亡霊といったこの世に未練を残してさまよっている者たちを導き、逝くべき場所へと送り出す力があったのだ 故に彼は彷徨える御霊を神の身許へ送るこの仕事こそが天職であると考え、厳しく辛い修行の毎日ながらも充実した日々を過ごしていく 皇歴2010年 神聖ブリタニア帝国の侵攻で始まった第二次極東事変 戦火は都市圏全てに及び徹底的な破壊と殺戮の末に日本は降伏 しかし当時四十半ばであった嶋田が住む山村は余りにも田舎の過疎地であり、侵攻地点からも遠く離れていた為に、直接的な戦火に巻き込まれることはなかった 田舎故に出逢いもなく独身貴族となっていた嶋田であったが、大切な両親はもちろん、村人も家族のような存在であり、誰一人傷付くことなく終戦を迎えられたのは不幸中の幸いであったと言えるであろう 日本降伏 日本人として悔しくはあったが、負けは負けとして受け入れなければならない 彼は強い信念と共に潔さというのも兼ね備えていたのだ そして始まるブリタニアの占領統治と日本の植民地化 日本はその名を奪われエリア11となり、彼自身を含む村人も皆イレヴンと呼ばれるようになった だがやはり彼が住む山村はブリタニアにとっては全く重要でない田舎の過疎地でしかない お陰で東京疎開のような厳しい環境と差別の下に置かれるのではなく、彼も家族も村人たちも、以前と変わらぬ毎日を過ごせていた 皇歴2017年 黒の騎士団という一大レジスタンス組織が結成され、日本解放に向けて世の中が動き始めても彼の毎日は変わらず、神社に来る参拝者に挨拶したり、境内の掃除をしたり、偶にサボって“掃除する振り”をしていたりと日々平穏であった 唯一平穏と言い難いのは戦争や占領統治、ブリタニア第三皇女ユーフェミアが起こした虐殺事件などで日本全国で大勢の人が亡くなったからか神社の幽霊が増えてしまったこと 毎日毎日、夜遅くまでお祓いして天へと送り出してもキリがないくらいに増加し続けていく幽霊 「過労で死にそうだ…」 ついて出る弱音も死んだ者たちは聞いてくれない。来る日も来る日もお祓い、お祓い、お祓い まるで世界中の幽霊が集まっているのではと思えるほどに多くの御霊を祓い続けていた そんな幽霊たちは皇歴2018年から2019年に掛けて更に数が増えてしまった 今までのような日本人の幽霊ばかりではなく、明らかに外国人、ブリタニア人と思わしき幽霊までもが嶋田神社に集まってきたのだ 豪奢な髪をロール状に巻いた髪型の初老の老人 足元にまで伸びた長い髪の少年 危険な香りがする黒髪の女性 〔先輩がいませんよルキアーノ様!〕と叫ぶ、とてもエッチなレオタードを着た若い女性と、その女性を引き連れたオレンジ色の髪をした不良みたいな青年 テレビで見たことがある者、まったく知らない者、多種多様な幽霊たちが現れては嶋田の手により天に召されていく (幽霊たちはこの神社をあの世へ渡る為の集合場所だとでも考えているのだろうか?) 増え続ける幽霊に手を焼く嶋田はもうウンザリだと溜め息を付きながらも流れ作業のように彼らを浄化していった 535 :二二三:2014/01/15(水) 02 08 54 “第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア即位!” “ナイトオブラウンズ4名以下ロイヤルガードと親衛隊、簒奪者ルルーシュ討伐に飛び立つ!” 「敵討ちか」 社務所で一服していた彼はテレビに映るブリタニア最強の騎士集団が帝都ペンドラゴンを急襲する様子を他人事のように呟きながら眺めていた 実際に他人だから何かを言うべき立場ではないというのもある。自分はこの神社の神主でありブリタニア最強の騎士たちとは何の関わり合いもなく、ブリタニアがどうなろうが関係ないのだから そうやって他愛もない事を考えながらテレビを眺めていると、ふと黄緑色のKMFが目に入る 「あの機体」 何となく気になった黄緑色のKMF。何か懐かしいような知っているような、そんな気がしたのだ どうしてこんなに気になるのか? ジッと目で追っていたその機体は 次の瞬間には、緑の翼を持つ白いKMFの銃から発射された閃光に撃ち抜かれて爆発四散していた 「……」 あの機体のパイロットは死んだだろう。あの至近距離からコックピットを撃ち抜かれたのだから助かる訳がない 見知らぬ人物、会ったこともないそのパイロットの死が 何故か悲しかった 皇歴2019年夏 漸く訪れた平和。といっても神社の仕事に精を出す殆ど変わりない毎日だが、そんな嶋田の変わった事と言えば前世の記憶という物が蘇ったことであろうか 先日訪れた参拝者、辻正信に声を掛けられた瞬間、彼の魂の奥底で眠っていた全ての記憶が蘇ったのだ 〔お久しぶりです嶋田さん〕 〔辻……さん?〕 前世の自分はこの世界とは違う世界の昭和という時代で大日本帝国なる国の宰相であったこと それより以前となる前々世では平成と呼ばれる時代でごく普通のサラリーマンだったこと それら“自分”という人間を構成する最も大切な記憶 それを今の今まで忘れていたことが怖くて仕方がなかった 〔辻さんはいつ?〕 〔全部が終わってからですよ。まったくもって残念でなりませんね。せめて二十年早く思い出していれば何かできたと思うのですが〕 〔人生こんなものですよ〕 此処はコードギアスという世界らしいことも辻に教えられたが、それを知ったところで意味はない。全て終わったあとなのだから 〔まあ、こうなった以上は何もすることありませんし、お互いに余生をのんびり過ごしましょう〕 〔辻さんからそんな言葉を聞けるとは……〕 〔何を言います。私も今世では普通人ですから嶋田さんに無茶な量の書類を渡しに来るなんてことはありませんよ〕 〔無茶だという自覚はあったんですね〕 懐かしい前世の話に花を咲かせたあとはお互いの近況などを語り明かした そして夢幻会ではない純粋な普通の飲み会を旧会合メンバー集めてやろうとの話を最後に彼は帰って行った 辻との再会を思い出していた彼は日が傾き始めた午後、箒を片手に境内へと赴く 「いつの間にかいなくなったな」 一時期境内に溢れ返っていた幽霊たちも戦乱の終結に伴い少しずつ減っていき、現在ではもう視ることが無くなっていた とはいえ偶に現れることはあったが数が少ないので祓うのも簡単だ 天に上っていく魂を静かに見送る普通の日常が帰ってきた これが正常であり今までが異常だったのだ 「前世でもそうだったが、やはり戦争なんてものは碌なものじゃないな」 嶋田は自分なりの考えを纏めて境内を掃除する やがて日の傾きは地平に消え行くほどまでになり、街灯の少ない辺りを暗闇が浸食してきた。もうすぐ夜だ 「ふぅ、そろそろ終わりにするか」 今日はもう参拝者が訪れることは無いだろう。そう考えて切り上げようとしたが 「ん?」 視界に写り込む何かに気付き足を止めた。境内の端、敷き詰められた砂利の上で女性が一人佇んでいたのだ 536 :二二三:2014/01/15(水) 02 11 16 「女の……幽霊、か?」 その女性は流れるような長い髪を頭の左右に結い上げ赤いリボンで纏めた、KMF専用の白い飛行服姿をしていた 前髪は眉が隠れるくらいで切りそろえられ、その下から覗く蒼い瞳がまっすぐ此方を見つめている 服に刺繍された紋章からすると、恐らくはあの戦争で死んだブリタニア軍のKMFパイロットなのだろう 何となく気になった嶋田は、その女性の幽霊に近付き話し掛けていた 「こんばんは」 女性の幽霊は話し掛けられたことに驚いて目を見開く 『見えるの……ですか?』 「ええまあ、何の因果か幼少期より貴女のような死人が視えるんですよ」 『死人……そう、私は……、私は死んだのですね……』 「ええ、お気の毒ですが」 嶋田は彼女に手を伸ばし、その透けた手に触れようとしたが、結果はすり抜けるだけで触れることはなかった 「このように肉体を持たない魂だけとなった貴女には生きている私では触れることすらできませんよ」 『……』 女性は押し黙りすり抜けた手を見詰めて悲しそうな表情を浮かべている 『思い出しました……、私は…私は逆賊に討たれて……』 「……」 『仲間だと…思っていた……、彼は、イレヴンではあったけど、同じ仲間だと……』 こんな若い身空で死んだのだ。さぞや未練も多いだろう “彼”というのが誰を指しているのかはわからなかったが、恨んでいるのだろうか? どうしてこんなことになってしまったのかと嘆き悲しむ彼女に嶋田がかけてあげたのは、昔誰かに聞いたか、それとも耳にしたか、定かではないが、ふと浮かび上がってきた言葉だった 「この世はね。こんなはずではなかったことばかりなんだよ」 他人行儀な言葉使いを改め、砕けた感じの口調に変えながら、嶋田は続ける 『……』 「こんなはずじゃないこの世界で精一杯頑張るしかない。君は精一杯頑張ったかい?」 『私は……』 思いも寄らぬ彼からの問い掛けに彼女は一度言葉を切ったあと、もう一度口を開いて言った 『私は、自分の信念を貫き通しました』 537 :二二三:2014/01/15(水) 02 11 52 自分の信念を貫き、精一杯、全力で生き抜いた 空の色を思わせる蒼い瞳を力強く此方に向けて言い切った彼女に、嶋田は口元を緩めて微笑み掛けながらそっと手を伸ばし彼女の頭に触れようとする 「そうか……よく、頑張ったな」 無論のこと触れる事はできない 彼女は既に死んでいて、この場に在るのは魂だけなのだから あくまでも撫でる仕草をしているだけ 頑張った者を誉めるのは当然である それが見ず知らずの女性であろうが、彷徨える魂の救いになればいいと 「だから、精一杯頑張った君は、もうゆっくり休んでいいんだ。誰かを恨んだりしないで、ゆっくり休もう」 嶋田は撫で続ける、決して触れること適わぬ彼女の頭や髪を 憎悪を抱いて逝くべき道を見失わないようにと 『………あたたかい』 嶋田の優しさに触れた彼女は、瞳を閉じながら一筋の涙を流した 何処へ行けばいいのか? 父や母はどうなったのか? どうして私は仲間であった者に討たれ死ななければならなかったのか? 無念、悔恨、ほんの少しの恨み、死後も彼女をこの世に縛り付けていた鎖が解かれていく 『あなたの手……とても、とてもあたたかい……』 薄くぼんやりしていた彼女の魂が光を発し始めた。この世の全てから解放された彼女は、漸く天に昇れるのだ 『ありがとう……』 「大した事はしてないさ。これが俺の仕事だからな」 天に昇り始めた彼女は最後に一つだけお願いがあると言った 『どうか、どうか私の両親に出逢う事があれば、お伝えください モニカは、モニカは父上と母上の娘として生まれ、生きて……幸せであったと……』 「わかった。必ず伝えよう」 『ありが……とう』 夜の星空へと吸い込まれるように消えていくモニカ・クルシェフスキーと名乗る彼女との出会いと別れ 彼女の姿が消えても尚、空を見上げていた彼は 「やはり戦争は碌でもない……」 若い身空で命を落とした彼女の冥福を祈りながら、一抹の淋しさと悲しみに胸を痛めていた 538 :二二三:2014/01/15(水) 02 13 42 ※ 同じ頃 「いい加減に成仏しろ」 『イ・ヤ・よ、いっくんが死ぬまで取り憑いてる♪』 「誰がいっくんだ!」 前世が海軍大臣であった事を思い出したとあるフェリーの船長は、何故かいきなり自分の前に現れたレオタード姿の金髪美女の幽霊に取り憑かれて大変な目にあっていた 後々、この船長のフェリーでは夜な夜な船幽霊が現れると噂になるのだが、それはまた別のお話 539 :二二三:2014/01/15(水) 02 18 58 終わり~ 必ずしも嶋田さんたちが政治家・軍人・要人として生まれ変わるとは限らないをコンセプトにしてみました 嶋田さんは神社の神主で一般人 いっくんも民間フェリーの船長さんで一般人 辻さんもサラリーマンで一般人 他の人たちもみんな一般人で前世の記憶が戻ったのはR2終了後の時間軸です~
https://w.atwiki.jp/okamo9975/pages/17.html
太陽社長こと岡本大助の送る『全国神社Wiki』へようこそ。 このWikiでは神社や神道にまつわる事を随時更新してゆきます。 御金神社 〒604-0042 京都府京都市中京区西洞院押小路下ル押西洞院町618 御金神社とは 京都市中京区にある「金山毘古神」=「金山彦命」(かなやまひこのみこと)を主祭神とする神社。「御金」と書いて「みかね」と読みます。 金山毘古神は鉱山・鉱物の神として、人間の生活の中で用いられる金属全般(剣、刀、鏡、鋤、鍬など)にご利益を授ける神様です。 現在では大型農耕具や印刷機、工場の機械に至るまで幅広くご利益を授け、さらには通貨に用いられる金・銀・銅にもご利益があることから、お金を祭る神社として資産運用や証券取引等の成功を願ったり、競馬競輪などでの勝利や、宝くじ等の当選を願う絵馬が大量に奉納されています。 もともとは民家の中にひっそりとまつられていましたが、1883年に社殿が創建され、金神様の愛称で親しまれ地域の人たちに参拝されるようになりました。 黄金に輝く鳥居 この神社で一際目立つのが、黄金に輝く鳥居。 もともと木製の鳥居が建てられていましたが、台風の影響で壊れ、鉄製の鳥居が建てられました。そこへ「金」の神様をまつっていることから、金箔を扱うお店のご好意で、鳥居に金箔が施され、平成18(2006)年4月に黄金に輝く鳥居が完成したのです。 しかも、黄金に輝いているのは鳥居だけではありません。本殿にある鈴緒(すずお)も金色なのです。 イチョウの形をした絵馬 神社の境内には、たくさんの絵馬が奉納されています。絵馬をよく見てみると、イチョウの形をしています。社殿の奥にあるイチョウの木は、京都市内でも有数の巨木。御金神社の神木とされていることから、イチョウの形をした絵馬が奉納され始めました。絵馬には「貯金が貯まりますように」「一人前の刀職人になれますように」など、様々な願い事が刻まれています。 冬にイチョウの葉がすべて散ると、木のてっぺんに2匹の龍の形をした枝が見えます。その形が仲むつまじい夫婦に見えることから、夫婦龍として人々の目を楽しませてくれています。 夜も参拝客の絶えない御金神社 御金神社は金山毘古神の他に、天照大神(あまてらすのおおみかみ)、月読神(つきよみのかみ)もご祭神としてまつられています。このうち月読神が夜の神様であることから、参拝客が好きな時間に自由にお参りできます。 夜に神事が行われることも多く、特に2月2日に行われる節分会(せつぶんえ)は大変見ものなのだとか。澄んだ真冬の空の下で執り行われる神事は、神社と参拝客が一体となり、素晴らしい空間がつくりだされるのだそうです。
https://w.atwiki.jp/qmarikei/pages/40.html
問題文 解答 Q1・京都の初午大祭で参拝者に縁起物として配られます 「験の杉」 しるしのすぎ Q2・これは着てても、心は錦です 「襤褸」 ぼろ Q3・毎年4月19・20日に滋賀県で行われる祭りは「水口○○祭」? 「曳山」 ひきやま Q4・麻雀パイの生産で日本一を誇る和歌山県の都市 「御坊市」 ごぼうし Q5・『水滴』で第117回芥川賞を受賞した作家 「目取真俊」 めどるましゅん Q6・里芋の小芋を皮付きのまま茹でたり蒸したりした料理です 「衣被」 きぬかつぎ Q7・ニンジンの別名です 「胡蘿蔔」 こらふ Q8・ある人の生まれつきの人柄を指します 「為人」 ひととなり Q9・「春の七草」のひとつです 「繁縷」 はこべ Q10・西澤保彦の「超能力事件簿」シリーズで活躍します 「神麻嗣子」 かんおみつぎこ Q11・新潟県の銘酒です 「越乃寒梅」 こしのかんばい Q12・壺焼きが代表的な調理法である貝類です 「栄螺」 さざえ Q13・盛装に用いる、帯の下際に締める飾り帯のことです 「扱き帯」 しごきおび Q14・「春の七草」のひとつです 「菘」 すずな Q15・山地や道端に見られるキク科の一年草です 「雌巻耳」 メナモミ Q16・人々が円を描いて居並ぶこと 「団居」 まどい Q17・『五十万年の死角』で江戸川乱歩賞を受賞しました 「伴野朗」 とものろう Q18・麻雀で、配牌の時にすでにあがりの形が完成している役満 「天和」 テンホー Q19・全国に支店を広げているとんかつチェーンです 「和幸」 わこう Q20・「あかはら」「あかうお」とも呼ばれるコイ科の淡水魚 「石斑魚」 うぐい Q21・大阪・道頓堀、東京・新宿などに店舗を構えるラーメン屋です 「神座」 かむくら Q22・結納品として添えられる白い麻糸 「友志良賀」 ともしらが Q23・七夕の夜に降る雨のことです 「洒涙雨」 さいるいう Q24・第141回直木賞の候補にもなった道尾秀介の小説です 「鬼の跫音」 おにのあしおと Q25・「内向の世代」を代表する作家の一人です 「坂上弘」 さかがみひろし Q26・『城』シリーズなどで知られるミステリ作家です 「北山猛邦」 きたやまたけくに Q27・今日から数えて3日前です 「一作作日」 さきおととい Q28・「海のパイナップル」の別名を持つ海産物です 「海鞘」 ホヤ Q29・茶道で、茶室に入る前に手を清めるためのもの 「蹲踞」 つくばい
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/7694.html
蚕影神社 こかげじんじゃ 茨城県つくば市にある神社。 正式表記は、旧字体の蠶影神社。通称は蚕影山(こかげさん)神社。 全国にある蚕影神社の総本社。 祭神は、ワクムスビ、ハニヤス、コノハナサクヤヒメ。 所在地 茨城県つくば市 沿革 貞享年間(1684年 - 1688年):本殿(三間社流造)造立。 1907年(明治40年)8月:大夫神社(大己貴命)合併。 1909年(明治42年)6月:伊弉諾尊、伊弉册尊、天照大御神、月読命、素盞嗚尊、蛭兒命、生馬命を祀る六所神社を合併(生馬命は、1907年(明治40年)六所神社に合祀した神馬社の祭神)。 1915年(大正4年)10月:杉木稲荷神社(倉稲魂命)、天満神社(菅原道真公)、浅間社(木花咲耶姫命)、山ノ神社(猿田彦命)、大貫國神神社(国常立命)、稲荷神社(倉稲魂命)合併。 2014-05-10 関連項目 2014-05-10 2014年5月筑波 2014年度/行った所写真 この項目のタグ 2014年5月10日 つくば市 歴史 神社 茨城県 タグ「神社」がついた項目 愛宕神社(港区) / 天岩戸神社 / 安房神社 / 井草八幡宮 / 伊佐爾波神社 / 出雲大社 / 出雲大社東京分祠 / 出雲伊波比神社 / 伊勢神宮 / 伊勢神宮内宮 / 市谷亀岡八幡宮 / 一宮 / 厳島神社 / 岩木山神社 / 岩走神社 / 上杉神社 / 宇佐神宮 / 大崎八幡宮 / 大鳥神社(目黒区) / 大鳥神社(豊島区) / 大宮八幡宮 / 大山祇神社 / 御釜神社 / 奥氷川神社 / 尾崎神社 / 小野照崎神社 / 尾山神社 / 春日神社(日の出町) / 亀戸水神社 / 亀戸天神社 / 北口本宮冨士浅間神社 / 北野神社(文京区) / 妻恋神社 / 北谷稲荷神社 / 久礼八幡宮 / 気多大社 / 小網神社 / 子安天満宮 / 幸神神社 / 寒川神社 / 三光稲荷神社 / 塩原八幡宮 / 品川神社 / 下高井戸八幡神社 / 下山八幡神社 / 新町御嶽神社 / 水神社 / 水天宮 / 巣鴨庚申塚 / 世田谷八幡宮 / 千住神社 / 仙台東照宮 / 抱返神社 / 太宰府天満宮 / 多摩川浅間神社 / 東京大神宮 / 十日森稲荷神社 / 戸隠神社 / 富岡八幡宮 / 中之嶽神社 / 中野氷川神社 / 中目黒八幡神社 / 七社神社 / 成子天神社 / 二宮神社(あきる野市) / 抜弁天 / 根津神社 / 幡ヶ谷氷川神社 / 日枝神社 / 東伏見稲荷神社 / 久國神社 / 日牟禮八幡宮 / 平河天満宮 / 吹上稲荷神社 / 冨士御室浅間神社 / 富士山本宮浅間大社 / 冨士浅間神社(小山町) / 富士浅間神社(文京区) / 二見興玉神社 / 報徳二宮神社 / 宝禄稲荷神社 / 三崎稲荷神社 / 三嶋大社 / 三宿神社 / 水稲荷神社 / 御田八幡神社 / 宮城縣護國神社 / 宮地嶽神社 / 妙義神社 / 椋神社 / 武蔵御嶽神社 / 明治神宮 / 元赤城神社 / 森戸大明神 / 八坂神社(日田市隈) / 八坂神社 / 八宮神社 / 吉原神社 / 代々木八幡宮 / 六所神社 タグ「つくば市」がついた項目 2014-05-10 / 宮本家住宅店蔵 / 茨城県道24号 / 茨城県道42号 / 茨城県道55号 / 茨城県道138号 / 茨城県道139号 / 茨城県道200号 / 茨城県道201号 / 茨城県道236号 / 小田城跡 / 風返峠 / 神郡 / 蚕影神社 / 蚕影山神社 / 国道125号 / 筑波山 / 筑波山神社 / つくば道 / つくばりんりんロード / つつじヶ丘レストハウス / 平沢官衙遺跡 / 不動峠 / 普門寺(つくば市)
https://w.atwiki.jp/wiki6_piro/pages/4769.html
高麗神社 こまじんじゃ 埼玉県日高市にある神社。 所在地 埼玉県日高市大字新堀833番地 地図 より大きな地図で [[埼玉県]] を表示 2009-09-21 社殿は昭和9年竣工。設計は伊東忠太。 関連項目 2009-09-21 2009年9月埼玉・東京・神奈川 伊東忠太 旧高麗家住宅 この項目のタグ 2009年9月21日 伊東忠太 埼玉県 日高市 昭和初期 歴史 歴史的建造物 神社 神社建築 見所 タグ「日高市」がついた項目 2008-12-07 / 2009-12-27 / 2010-01-24 / 2010年1月毛呂山トレイルライド / 2011-06-26 / 2013-03-10 / 2013-09-22 / 2013年3月毛呂山トレイルライド / 2013年9月飯能・秩父 / 2014-04-29 / 2014-11-22 / 2014-12-21 / 2015-02-28 / 2015-04-29 / 2015-09-06 / 2015-10-25 / 2015年10月毛呂山トレイルライド / 2016-10-22 / 2016-10-23 / 2017-06-03 / 2017-06-04 / 2017-12-29 / 2018-11-23 / 2018-11-24 / 2018-11-25 / 2018-12-16 / 2020-11-01 / 2020-11-05 / 2023-02-19 / あいあい橋 / 阿里山カフェ / 樹庵 / 旧高麗家住宅 / 巾着田 / 五常の滝 / 高麗神社 / 高麗石器時代住居跡 / 埼玉県道15号 / サイボク天然温泉まきばの湯 / 中華そば専門とんちぼ / 手打そば玄蔵 / 日高市総合福祉センター高麗の里 / 日和田山 / むささび亭 タグ「神社」がついた項目 愛宕神社(港区) / 天岩戸神社 / 安房神社 / 井草八幡宮 / 伊佐爾波神社 / 出雲大社 / 出雲大社東京分祠 / 出雲伊波比神社 / 伊勢神宮 / 伊勢神宮内宮 / 市谷亀岡八幡宮 / 一宮 / 厳島神社 / 岩木山神社 / 岩走神社 / 上杉神社 / 宇佐神宮 / 江島神社 / 大崎八幡宮 / 大鳥神社(目黒区) / 大鳥神社(豊島区) / 大宮八幡宮 / 大山祇神社 / 御釜神社 / 奥氷川神社 / 尾崎神社 / 小野照崎神社 / 尾山神社 / 春日神社(日の出町) / 亀戸水神社 / 亀戸天神社 / 北口本宮冨士浅間神社 / 北野神社(文京区) / 北谷稲荷神社 / 久礼八幡宮 / 気多大社 / 小網神社 / 子安天満宮 / 幸神神社 / 寒川神社 / 三光稲荷神社 / 塩原八幡宮 / 品川神社 / 下高井戸八幡神社 / 下山八幡神社 / 新町御嶽神社 / 水神社 / 水天宮 / 巣鴨庚申塚 / 世田谷八幡宮 / 千住神社 / 仙台東照宮 / 抱返神社 / 太宰府天満宮 / 多摩川浅間神社 / 東京大神宮 / 十日森稲荷神社 / 戸隠神社 / 富岡八幡宮 / 中之嶽神社 / 中野氷川神社 / 中目黒八幡神社 / 七社神社 / 波除稲荷神社 / 成子天神社 / 二宮神社(あきる野市) / 抜弁天 / 沼袋氷川神社 / 根津神社 / 幡ヶ谷氷川神社 / 日枝神社 / 東伏見稲荷神社 / 氷川神社 / 久國神社 / 日牟禮八幡宮 / 平河天満宮 / 吹上稲荷神社 / 富士山本宮浅間大社 / 冨士浅間神社(小山町) / 二見興玉神社 / 報徳二宮神社 / 宝禄稲荷神社 / 三崎稲荷神社 / 三嶋大社 / 三宿神社 / 御田八幡神社 / 宮城縣護國神社 / 宮地嶽神社 / 妙義神社 / 椋神社 / 武蔵御嶽神社 / 明治神宮 / 元赤城神社 / 森戸大明神 / 八坂神社(日田市隈) / 八坂神社 / 八宮神社 / 吉原神社 / 代々木八幡宮 / 六所神社 タグ「伊東忠太」がついた項目 大倉集古館 / 神田明神 / 高麗神社 / 築地本願寺 / 東京都慰霊堂 / 東京都復興記念館 / 湯島聖堂
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/1651.html
元旦 ペタな行為は無粋だ、と人一倍嫌う僕がなぜ、巫女服を着ているのかと言えば、 それはもう「キョンのハートを鷲掴み! ササッキーのお正月に大逆転作戦!!」 のために他ならない。 おほん。元々佐々木家は、沙沙貴神社を氏神とする由緒正しき佐々木源氏の末裔。 僕が巫女服を着て、神社で活動するのは、メイドだの、悪い魔法使いだのの 安っぽいコスプレなどではないのだよ。おほんおほん。 まあ、僕が居るのは、沙沙貴神社ではなく、キョンが毎年、妹ちゃんと一緒に 初詣にやって来る、地元の神社なんだけどね。 さて、中学の学区が違う涼宮さんはもちろん、SOS団のメンバーは、ここには来ないはず。 神社というのはそういうものだからね。自分の地元の神様にお参りする。それが正しいお参りだもの。 人の心が結びつきやすいのは、クリスマスなどという外来のイベントではない。 伝統的なお正月と、同じ地元という共有感パワーなのだと、彼女たちに思い知らせる 絶好のチャンスだからね! 母親に頼み込んでここの神社のバイトに潜り込んだのはいいんだが、 ちょっと人が多すぎるよね……。不景気だから神頼みというのも何だか現金な感じが するのだけど、まあ仕方がないというところか。 ここは確か勝負の神様を祀ってあったような気が……。えい、もう細かいことはいいか。 僕の去年の記録によれば、キョンは元日の11 00(ヒトヒトマルマル)時頃に妹ちゃんを連れて家を出て、 途中のコンビニで妹ちゃんにホッカイロと温かい飲み物を買ってやり、 肉まんが食べたいとせがむ妹ちゃんをなだめつつも結局買ってやり……。 なんだ? 随分羨ましいじゃないか。僕はそんなにキョンに甘やかしてもらったことはないぞ! いや、妹ちゃんと張り合っても仕方ない。落ち着くのよササッキー。 んで、この神社に来ると、まずお清めの場所で手を洗い、参拝の列に並んでお参りをして、 13 00時頃にお札とおみくじを買いに来るはず。 え? 嫌だな。去年の僕は受験生だよ。キョンの後をつけるなんて真似をするわけが……。 ああ、どうせもうわかってるんだろ。……去年のお正月は寒かったよね。 妹ちゃんがキョンにくっついたまま離れないもんだから、声をかけるタイミングがなくて、 僕は一人でお参りをして、そのまま家に帰ったんだ。 その後、合格祈願の絵馬をキョンの、ああ、ほとんどキョンのことだけを思ってお参りして奉納したんだ。 そのお陰でキョンは合格したに違いないよ。まったく何が涼宮さんが神様だって言うんだぷんぷん。 ウンウンって、頷いてくれるのは嬉しいんだけど、長門さんはそこで巫女服まで着て何をしてて、 そして僕のモノローグを全部読んでるように相づちが打てるのはなぜなのかな? 「アルバイト。監視とも言う」 ああそうかい。僕はお正月でも監視付きなんだね。もういいよ、君たちの好きにすればいいじゃないか! 「大丈夫。借りは返す」 え? どういう意味? 「あなたには借りがある。今日はそれを返したいと考えている。情報統合思念体は私の行為を推奨していないが、 私という個体は、あなたとの外角低めのストライクからボールになるスライダーでの真っ向勝負を希望している」 ……それは真っ向勝負とは言えない気が。 まあいい。どういう風の吹き回しか知らないけど、好意はありがたく受けようじゃないか。 「ただし、条件がある」 ん? なんだい? やっぱりフォークで勝負する気かい? 「今日、何があったとしても、彼はあなたとのそれを記憶しない。あなたに関する記憶だけが抜け落ちる」 ……。 「でも、あなたと話す内容や出来事は本当に起きたことであり、彼の言葉も本物。 今、あなたとの記憶を残すのは危険。これはエマージェンシーモード」 で、僕はどう返事をすればいいのかな? 「あなたに任せる。春になればその時は来るが、これはあなたへの私からの感謝の印。 今日は彼をあなたと少しだけ共有する」 僕は共有する気はないけど、まあいいさ。 「来た」 !? キョンだ。例によって妹ちゃんと二人連れか。 ああもう、口の回りにソースをつけて、今年は焼きそばを買ってもらったのかい? 妹ちゃんたら、キョンに口を拭いてもらってご機嫌そのものじゃないか。 僕の持ち場は順路に従えば、お参りを済ませた後の参拝者が自然と足を向ける社務所。 お札や絵馬、おみくじなんかの売り場がある。キョンのスケジュールに合わせて、 13 00には昼休みに入れるように、遅番にしてもらってもいる。 キョンがお札を買いに来たら、それを渡してそのままお昼休みに入る。うん、完璧だ。 「私も遅番」 あー、長門さん、さっきは借りを返すとか言ってなかったかな? 「窓口は3つある。彼がどの列に並ぶかが、最初の勝負」 よし、これが今年最初の運試しというわけだ。その勝負乗ろうじゃないか。 参拝者たちの列は神社に向かって伸びている。キョンは妹ちゃんを肩車して過ぎて行く。 「パパぁ、わたしもお賽銭投げるぅ」 「仕方ない子だなあ。前の人に気をつけて投げるんだぞ。母さん、この子に小銭を」 「あ、ちょっと待ってね。やっぱり五円玉だろうね。いい人とご縁がありますようにって。 ママもそうやってパパと出会ったんだから///」 「やめろよ佐々木。恥ずかしいだろ///」 ん? 夫婦なのになぜ佐々木? ……長門さん、人の妄想を勝手に覗いておいて笑うのは趣味が悪いよ。 「……それに気づくのはあなたと彼だけ」 ああ、僕もすっかり君の表情を読む達人と化してるみたいだからね……。 何をお願いしてるんだろうな。キョンのことだからどうせ大したことは望んじゃいないだろうと思うけど……。 ウンウンって、長門さん、いい加減人の思考を読むのは、 って来た! ちょうど人の列が切れて、3つの窓口に人はゼロ。どの窓口にでも一直線。 キョン! 僕はここに居るよ!!! あ、妹ちゃんが凄い勢いで手を振ってる。僕に気づいたのかな。 やあ、久しぶりだね。夏休み以来か…… あれ? 何でそっちに行くの? 僕でも長門さんでもなく、そっち……、あーーーーっ!! みみみみみ、ミヨキチ!!! いやさ、発育過剰発情小娘2号! ぬかった、奴も地元か!! キョンも凄い笑顔でミヨキチに見とれてる。長門さんも半ギレだ。 しかし、こ、このままじゃ。 僕は思い切って声をかけた。 「キョン!!」 キョンは少し驚いた顔でこちらを向くと、さらにまた驚いたような顔をしながら、笑顔を見せてくれた。 「なんだ、佐々木か。驚いたな。お正月だというのにバイトとはご苦労さんなことだな」 ……こ、こらえるのよササッキー。ほぼ1年ぶりに交わした最初の言葉がそれかよ、とか、 何のために僕が神社でバイトしてるのかとか、そういうのをキョンが察するなんて絶対に無理なんだから。 僕が胸に去来して来る色々な気持ちを落ち着けようとしていると、 「しかし、あれだな。巫女姿は初めて見たが、似合うな佐々木。かわいいぞ(笑)」。 ……この後、何があったのか、何を話したのか、実は良く覚えていない。 確かなのは、気がついたら僕は社務所の奥で横になっており、長門さんが横で座っていた。 「貧血。慣れない衣装を着ると、なりやすい。あなたが夕べ、1時間しか睡眠できていないのも原因」 そうか。僕はそれで倒れてしまったんだね。はあっ、何て意味のない……。 「あなたをここまで運んでくれたのは彼。つい5分ほど前までの15分間、 彼はずっと心配そうにあなたを見つめていた。 彼があなたの自宅に電話をし、25分後にあなたの母親が迎えにくる予定になっている」 ……キョン。君の優しいところは本当に変わってないな。 「そう。彼はとても優しい」 そうなんだよ。だからつい何て言うか、許してしまうというか、憎めないというか……。 で、キョンはどこ? ちゃんと御礼を言わないと……。 「それは……、あの……」 ……長門さんらしくないな。キョンのことだから、僕の着替えでも取りに行ってくれてるのかな? 「……5分前に彼の携帯電話に涼み……」 すとーっぷ!!! もういい。もういいよ長門さん。 キョンは僕を見て気づいてくれて、かわいいと言ってくれたんだ。 そんなの中学時代にだってなかった。僕は今、とても幸せだよ。 それに、今日のことをキョンは覚えていないんだろ? 「そう。彼の記憶にはあなたのことだけが残らない。しかし、彼の感じたこと、あなたにかけた言葉や態度は真実」 ありがとう長門さん。僕は今はそれだけでも満足なんだ。君にはわかってもらえるよね。 「春まで待って欲しい。その時は内角高めの釣り球で堂々と勝負できる」 長門さん、今度野球について、じっくりと話し合おうか。 さて、キョンは巫女服属性アリなのを確認。今日のこれはもらって帰ろう。 待っててねキョン。春までにはメイド服でもバニーでも何でも 君の好きな衣装が似合うササッキーになってるからね!! 完
https://w.atwiki.jp/seigeki_vipper/pages/63.html
阿久屋一族の詳細 天狗の一族で、日本東方呪術協会の元締め。 男性は天狗の血が濃く天狗寄りで、女性は魔力の高い人間寄り。 男は武術を極め、女は魔術を極める。 武術と言っても、型が特別決まっているわけではないが、魔術に武術を取り組んだ形となる。そのため、代によって使う武器、戦術が変わる。 父の勝馬は槍術の達人で、将耶は剣術の使い手。 昔から女が生まれた場合は天狗の血を絶やさぬために、一族の誰かがその子を妻として迎え入れるという習しがあり、非常に閉鎖的な不老長寿の一族。 千織と将耶の祖父母は兄妹だった。 天狗の血が次第に薄れて言っているのか、はたまた同じ家系の血筋の因果か、寿命が代を重ねる事に短くなって来ている。 とは言え、それでも人間以上の寿命は持っている。 現在、初代から隠居を迎えた者は幻魔界と呼ばれる世界で生活しており、初代は既に3000年近く生きている。 正月に一度だけ現世に現れ、皆で朝まで飲み騒ぐ。 ルーツ はるか昔、天神山と言われた山に天狗が住んでいた。 天神山には不思議な力を秘めていた。 春になれば花が咲き乱れ、夏になれば木々が生い茂り、秋になれば様々な果物や木の実を実らせ、自然という自然に満ち溢れていた。 ある日、人間達が天神山の恩恵に肖ろうと山のふもとに村を造った。 人々は天神山の自然を貪り始めたのだ。 それに怒った天狗は人間達を追い払った。 しかし、都の苦しい生活から逃がれるためにやってきた村人達は、どうかこの地に住む事を許して欲しいと、許しを請う。 天狗は、一部の地区を開放すると共に、村一番の娘を差し出せ、という条件を出した。人身御供である。 しかし、どの家も女を差し出すのはおろか、天狗の気に召す娘すらいなかった。 期日が迫ったある日、村を通りがかった尼がいた。 その尼の名が「阿久屋」である。 「何事か」と問う尼に事情を説明すると、その尼は「ならば私が参りましょう」と答える。 村人は尼を止めたが、尼は聞かずに天狗の元へと向かった。 天狗は、尼が村人ではないことをすぐ見抜き、尼に問いかけた。 「汝、何故我が元へと参った?」 「貴方様にこの身を差し出すために」 「汝、その身が滅びようとも構わぬか?」 「私の身一つで百の命が救えるのなら」 凛とした声、澄んだ瞳で真っ直ぐに天狗を見る尼。 天狗は尼を大層気に入り、妻として迎え入れた。 その後、村人達は許された地で生活を送り、それは今でも変わらない。 現在、その山の中腹には天狗と阿久屋が住んでいたとされる場所に神社が建てられ、毎年村人を含めた多くの参拝者が訪れる。 しかし、この神社は言うなればダミーで、将耶と千織の実家である阿久屋家の住む社は更に上にあるという。 ただ、普通の人間が入ってこれないように協力な幻術結界が張られており、結界を解ける者以外は本地に入る事は出来ない。 日本東方呪術協会 日本を代表する魔法協会の一つ。 主に東洋魔術を専門的に扱っており、妖怪や物の怪等と言った者達、呪術を悪用する者達を監視するために設けられた組織。 日本に存在する色々な協会と連盟を組んでいる。 阿久屋流武闘術 魔術に武術を取り組んだ、あくまで魔術を主体とする武術。 魔術が主体となっているためか、あまり型は存在せず、徒手空拳のみ伝統の型が存在する。 以下随時更新。